カビが発生して活発に繁殖する条件

 

温度(20℃~28℃前後)

湿度(湿度が60%以上)

栄養(汚れやホコリ)

 

カビが生息できる温度は5℃~35℃前後で、20℃~28℃前後で活発に繁殖すると言われています。

 

 

また、湿度が60%を超えると活動的になり、80%を超えてくると一気に繁殖しやすくなります。

こうした環境的な条件に加え、室内の汚れやホコリといったカビにとっての栄養がそろうことで発育します。

 

 

気温が高ければ高いほど、空気の中に含むことのできる水分量も多くなるため、気温も湿度も高くなる梅雨の時期は室内に結露が発生しやすくなります。

 

 

カビはその結露(水分)と栄養(汚れやホコリ)によって育つため、梅雨は絶好の繁殖機会となってしまうのです。

 

 


カビの人体への影響

 


主に住宅に発生するカビには「黒カビ」や「ススカビ」「赤カビ」「青カビ」など

 

 

放置しておくと健康被害を及ぼすものも!

 

 

エアコンに発生するのは主に「黒カビ」であることが多く、送風口から覗いて黒い点などが見えたら黒カビに要注意です。

 

 

カビによる健康被害としてまず挙げられるのが、アトピー性皮膚炎や喘息、肺炎などのアレルギー症状です。

 

 

夏型過敏性肺炎もエアコン使用が原因となる事が多く、トリコスポロンというカビの胞子を吸い込むことで起きる病気です。

 

 

毎年5月から10月くらいの期間に、咳が長引くような症状があったら夏型過敏性肺炎の疑いかあるかもしれません。

 

 

呼吸器疾患である「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症」もカビに対するアレルギー反応によって発症する病気で、慢性的な咳や喘鳴、息苦しさ、呼吸困難などを引き起こします。

 

 

また、カビは吐き気や頭痛、湿疹などを起こす「シックハウス症候群」の原因物質の1つとしても知られています。

 

 

さらに、ホコリにはカビの胞子の他にも、ダニやダニの糞、フケ、外からの砂ぼこりなどが含まれています。

 

 

これらもまた、吸い込むことでアレルギー疾患を引き起こす可能性があると言われているので注意が必要です。

 

 


■エアコンクリーニングの必要性■

5年間掃除をしていないエアコンを稼動させたところ部屋に飛散するカビ菌の浮遊数が3.67倍も増加!

 

エアコンクリーニングをすることで改善されることがわかっています。

※エフシージー総合研究所調べ


<シックハウス症候群の主な症状>

目 チカチカする、涙目
鼻 刺激間、乾燥、鼻水
口 唇の乾燥、せき
のど 乾燥

 

 

今、エアコンは、なくてはならない物、生活必需品です。

 

 

エアコンを清潔に保つように心がけ、

クリーンな空気の中、快適な環境で健康な日々をお過ごしください。