どうしてエアコンは冷えるの?とご質問を頂きました

「どうしてエアコンって冷えるの?」

 

とてもいい質問ですよね。

実はエアコンは、冷たい空気を作っているわけではないんです。

 

 

▶︎エアコンのひみつ

エアコンは、部屋の中の「熱」を外に運び出す機械です。

そのために「冷媒(れいばい)」という特別なガスが中を走っています。

 

 

流れはこうなります。

 

 

▶︎部屋の空気を吸い込む(室内機)

部屋の中の空気から熱を集めます。

 

 

▶︎外に熱を捨てる(室外機)

集めた熱を冷媒が外へ運んで、外の空気に「ポイッ」と捨てます(笑)

 

 

▶︎ひんやりした空気を戻す

熱を取られた空気は冷たくなり、部屋に戻ってきます。

 

 

このサイクルをぐるぐる繰り返すことで、

部屋がどんどん涼しくなっていくんです。

 

 

▶︎ポイント

エアコンは「冷たい風を作る」機械ではなく、

部屋の暑さを外に引っ越ししている機械。

 

 

冷蔵庫も同じ仕組みで、

違いは「冷やす場所」が冷蔵庫の中か部屋全体か、というだけです。

 

 

まとめ

昨日の子どもさんも、「なるほど!エアコンって熱を外に運んでるんだ!」と

スッキリした顔をしていました。

 

 

大人でもつい勘違いしがちですが、

知ってみるとちょっと面白いですよね(笑)