こんにちは、クリーンファーストの福井です。
今日は、エアコンクリーニングの中でも見落とされがちな
「洗剤残りによるサビ」についてお話しします。
表面がどれだけピカピカになっても、
内部の金属部分に洗剤がわずかでも残ると、時間とともにサビが進行します。
サビは静かに、そして確実にエアコンを傷めていきます。
だからこそ僕たちは、「見えない部分の仕上げ」にこそ一番の手間をかけています。
原因:残留洗剤と乾燥不足のダブルパンチ
エアコン内部には、熱交換器、送風ファン、
モーター軸など、金属パーツが多く使われています。
アルカリ性の洗剤は汚れを落とす力が
強い反面、金属と反応しやすい性質があります。
すすぎが不十分なまま乾燥が甘いと
洗剤が金属表面に残り、湿気と反応してサビが進行。
これが後々「送風ファンが固着して動かない」
「異音がする」といったトラブルにつながります。
実際、以前ほかの業者がクリーニングしたエアコンを分解したとき、
モーター軸にサビがびっしり残っていたことがありました。
原因は、洗ったあとに乾かさず、濡れたまま組み立ててしまったこと。
見えない場所のひと手間不足が、数年後の不具合を生み出す典型的な例です。
対処:完全分解とグリスアップで仕上げる
クリーンファーストでは、
こうしたトラブルを防ぐために完全分解クリーニングを行っています。
外から見えるパーツだけでなく、
送風ファン、ドレンパン、モーター部まで全て取り外し、
高圧洗浄で熱交換器の奥の汚れやカビを根こそぎ除去します。
そして大切なのは、「洗ったあとの仕上げ」です。
高圧洗浄後、すべてのパーツを目視で確認しながらしっかりとすすぎ、
エアブローで細かい部分の水分を完全に飛ばします。
そのうえで、モーター軸にグリスアップ。
これがサビ防止と回転の滑らかさを保つための大切な工程です。
薄く均等に塗られたグリスが金属を湿気から守り、ファンの回転をスムーズに保ちます。
洗うだけでなく、整える。これが僕たちの完全分解です。
アフター:空気が軽く、音が静かに
作業後の試運転では、送風音が静かになり、風が軽くなりました。
お客様からは「空気が澄んでる感じがする!」と笑顔をいただきました。
サビの原因を断ち切ることで、モーターの動きも安定し、
風の通りがスムーズになる。まるで新品のような空気に戻ります。
まとめ:完全分解は洗うではなく守る技術
エアコンクリーニングは、「洗って終わり」ではありません。
洗剤を残さず、しっかり乾かし、グリスで守る。
そのすべての工程を丁寧に積み重ねることで、
エアコンは長持ちし、静かに、清潔に働き続けます。
サビは一度出てしまえば戻りません。
だからこそ、最初の一回を丁寧に仕上げることが大切です。
完全分解とは、汚れを落とす技術ではなく、未来のトラブルを防ぐ整備。
僕たちは今日も一台一台に、見えない安心を積み重ねています。
✅ 洗剤残りゼロでサビ防止
✅ モーター軸グリスアップで固着予防
✅ 完全乾燥仕上げで長持ち施工
完全分解エアコンクリーニング専門
クリーンファースト|大田区

