夫婦で仕事をしていると、 相手の反応や動きに、自分のやり方が映し出されるときがある。 雑に渡せば雑に返ってくるし、 ていねいに扱えばていねいに返ってくる。 まるで、自分が鏡に映って返ってくるみたいなんだよね。 それって時には、 「あ、今の自分ちょっと雑だったな…」って気づく瞬間でもある。 逆に、 相手がうれしそうにしてると、...
いつも同じ役割って、安心感があるよね。 自分の得意なことをやってると、 ミスも少ないし、流れもスムーズ。 でもさ、 たまに役割を入れ替えると、 「あ、これ意外と大変なんだな」って気づく。 ホースを持つ側と洗う側 接客する側と作業に集中する側 やってみると、 見えてなかった工夫や苦労がわかるんだよね。 その発見って、...
現場での会話って、 意外とお客さんにも聞こえてるんだよね。 ちょっとイライラした声色や ぶっきらぼうな返事って そのまま空気をピリッとさせちゃう。 逆に、 「ありがとう」とか「お願いします」っていうやり取りは、 現場全体の空気をふわっとやわらかくする。 夫婦でやってると 普段の口調がそのまま出やすいからこそ...
最初から息ぴったり… なんて、正直なかったよね。 最初はテンポずれたり 声かけのタイミング間違えたり お互いイラっとした日もあった。 でもさ、 一緒にやってきた時間が長くなるほど 自然に合う瞬間が増えてくるんだよね。 それは一気にできるもんじゃなくて、 年輪みたいに、ゆっくりゆっくり重なっていくもの。 気づけば、 「このあと何するか」も...
ひとりで頑張るのもいいけど、 夫婦で動くと、なんか空気が違うんだよね。 お客さんも安心するし 現場の雰囲気もやわらかくなるし ふたりで並んでるだけで 「この人たち信頼できそう」って思ってもらえることが多い。 たぶんそれって 仕事だけじゃなくて、暮らしの中で積み重ねてきた 目に見えないチームワークがにじみ出てるからなんだと思う。...
正直なところ 夫婦で一緒に現場出てると、ちょっと照れるときもある。 お客さんに「仲いいですね〜」って言われると、 「あ、はい」って、なんかちょっとだけ気恥ずかしい(笑) でもね、 帰り道にふと思うんだよ。 夫婦で一緒に汗かいて、笑って、たまにケンカして、 それでもまた一緒に動いてるってなんか、すごくいいなって。...
お客さんにありがとうって言われたり 現場がうまくいった日はもちろん嬉しい。 でもね、 いちばん心がじんわりする瞬間って 片づけが終わって、ふたりで「 今日もおつかれさま」って言い合えたときかもしれない。 特別なことは何もなくても、 一緒に汗かいて、気づかい合って、 ひとつの現場を終えたその空気感。 「今日もがんばったね」 「おつかれさま」...
全部ぴったり意見が 合う必要なんてないと思うんだよね。 ペースも違えば、得意も違う。 そりゃ考え方だって、ズレるときはある。 でも どこを目指してるかが同じなら、ちゃんとチームになる。 「気持ちいい空気を届けたいよね」とか 「喜んでもらえたら嬉しいよね」とか そんなシンプルな思いでつながってると 多少のズレも、自然に戻ってくるんだよね。...
毎日一緒にいると、 ついあたり前になっちゃうんだよね。 でもさっ! ふたりで現場まわってると 「あ、今の助かったな」って思う場面がけっこうある。 道具を手渡してくれたとき。 お客さんとの会話をスムーズにつないでくれたとき。 黙って動いてくれてる背中を見たとき。 そのひとつひとつが、ありがとうに変わる。 しかもそれって、...
仕事モードとプライベートモードを きっちり切り替える人もいるけど うちらはちょっと違う。 朝のコーヒー淹れてるときも、 帰りの買い出ししてるときも、 ふたりのやり取りって、どこか現場の続きだったりする。 逆に、 現場でのひと言が、 そのまま家庭の空気になることもある。 だからこそ、思うんだよね。 仕事も暮らしも...